メッセージ

四季の音

春になると聞こえてくる、
たくさんの小鳥たちのさえずり。
特に楽しいのが、
親ウグイスが子ウグイスに鳴き声を教える様子。
最初うまく鳴けない子ウグイスも、
やがて親と同じように鳴くようになる。

夏、空高く成長した積乱雲が近づくと、
夕立のサイン。
山には雷の轟音が鳴り響き、
どこか近くの高い木に落ちたのだろうか、
光と音の間隔がとても短い。

秋、幾重にも重なった紅や黄色の葉々が山を着飾る。
木の冬支度が始まった。
木枯らしが吹くころには、
風に舞う枯れ葉の舞う音が寂しさを誘う。

冬になると、
しんしんと降り注ぐ雪が山からすべての音を奪う。
深夜になると、
生き物たちの活動の音もなくなり、
空から降ってくる、
雪の一粒一粒が積もる音が聞こえそうなほど、
静まりかえる。

冬のこの寒さに、
木々が凍り付くことはないのだろうかと心配になる。
だけど、これは心配ない。
木々たちは冬支度をすませている。
冬に備え、
自らもつ水分を大地に返して、
水分量を減らしている。
成長を止めて春を待つ。

これが年輪を生み出す。

四季が生み出す。木の価値。
今、私たちが守っていきたい、
100年後の日本の四季。

企業概要

ブランド名KIZAIKU C+
会社名阪口銘木店
代表阪口 正和
所在地奈良県宇陀市大宇陀大東163
電話番号0745-83-3453
FAX番号0745-83-1305
沿革1952年1月  創業。以来、山林経営、主に茶室に使用される木材の製造販売
2020年4月  kizaiku c +のブランドを立ち上げ、木製パーテーションの開発
2022年6月  パーテーションのネット販売の開始

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